かっとびパン誕生物語

第五章
「有名企業と優良企業は違う。
          理想を求めて・・」


お届けしたいのは、真心込めたパン。そして、笑顔です。

 平成15年10月13日ら・さんた創立10周年の記念すべき日。
その日は丁度、ラジオ福島の番組かっとびワイドに、生出演する最終日でした。かっとびオリジナルパンの最終報告と、支えて下さった皆様に感謝を述べて、かっとびパンラジオ生出演は終了しました。

◇◇ 売上の一部を
        「通りゃんせ基金」へ ◇◇

 売上も、予想以上で、お客様の関心の高さをまざまざと知ることが出来ました。さらに、販売開始直前、今回のかっとびパンの売上の一部を「通りゃんせ基金」へ募金させていただくことに決定。
 この募金提案は、社内企画会議の中で、「こんな素晴らしい商品が決まったのも、アイディアを出して頂いた方々、パーソナリティの方々、そして、ラジオ福島さんなど沢山の人のおかげだから、これで終わりではなく、この企画によって、どんどん広がっていく何かがあればいいよね。」そんなやり取りの中で、あるスタッフから出されたのが募金への提案でした。
 この募金は、お客様から、大変喜ばれており、「おかあさん、このパン食べると募金したことになるんだよ。」 「あら、ら・さんたさん、いい事しているんですね。」と、かっとびパンを購入されるお客様も増えております。

◇◇ ら・さんたの夢は、続く・・ ◇◇

 私は、企画を通して、人と人との絆の大切さをしみじみ感じました。お付き合いの“年数”だけではなく、お付き合いの“質”や“思いの深さ”で、その絆が強くなっていくのだということを、改めて気づかされました。 ら・さんたは、おもに、宅配・訪問という形での販売です。ら・さんたを知らない人からは、「ら・さんたって、何の会社なのかしら・・・?」と言われることもまだまだあります。
 これからは、スタッフが少しでも販売しやすい様に、そして、お客様が安心して購入していただける様に、「素材と美味しさにこだわった商品、そして真心も一緒にお届けする。それが、“パンの宅配 ら・さんた”」と知って頂けるように、努力して参ります。

 大切な事は、名前だけの有名企業ではなく、中身がある優良企業を目指していくこと。優良企業を目指して、更に、前進を続けて参ります。
 今の夢は、お客様に喜んで頂ける会社にしていくこと。そして、スタッフが喜んで働ける会社にしていくことです。 この企画のおかげで、この夢を再認識することができました。まさしく、ら・さんたの夢の始まりとなりました。 理想に向かって、ら・さんたの 夢は、続く・・・・・・。    
    〜皆様とともに、夢に向かって〜

2003年11月 ら・さんたアーク21創業者 鈴木 勲

CONTENTS

序章  絆のはじまり
第一章 かっとびパンのはじまり
第二章 予想外の進行状況
第三章 困難にぶち当たった時に、
第四章 リスナーさんそして、お客様との絆
第五章 有名企業と優良企業は違う。理想を求めて・・
 
 
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