lasanta らさんた
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4/14(木)№5「今でも好きです。飯館!今までありがとう。応援します。また、会いましょう。」~花見だんごを届けよう~報告5/5ページ中

村山さんは
原町でご購入されているお客さまです。
今は飯館村(親戚宅)に避難中。

こちらの親戚宅もお客様
いつも会話が弾みます。

一緒に記念に写真を
みんなに飯館から元気発信!!

最後にお伺いしたのは、
おばあちゃんのMさん。

いつもご家族の方や近所のお友達にあげるんだと
購入して下さる優しいおばあちゃんです。

今回は新商品の
おかずレトルトシリーズや
スープなどもご購入。

「これから、どうなるか分からないから買っておくべ」
と、笑顔で買い物をしているのですが、
どこか寂しそうな感じがしました。

先が分からない・・・・・
避難するといっても・・・
まだまだどうなるか分からない。
不安があるようでした。

いつもの言葉
「応援します。また、会いましょう。」
に付け加えて
「生きていれば、絶対会えます。」
「生きていれば、絶対いいことがありますから、
また、会いましょう。」
とお互い涙を浮かべながら
最後のMさんの言葉
「ほだない。生きていればいいことあるな」
と笑顔で答えてくれました。

心からの願い
「元気でいてね。」と・・・・。

飯館村を後に福島に帰ってきました。

「今でも好きです。飯館!」
~今までありがとう
応援します。また、会いましよう~
のメッセージをお届けしたくて
今回訪問しながら販売させて頂きました。
訪問して、感じたことは、
本当に自分の生まれ育ったこの飯館村を
愛しているんだと感じました。
そして、腹の据わった人たちが多いということでした。

計画避難が出ているこの飯館村の方は、
この先の不安もありながら、
牛や畑を守り、家を守り、一生懸命に生きている姿。

丁度、お伺いした時に牛とともに今も長靴を履いて・・・・・。

「これから、取材の人が来るって電話あったよ」
と奥さんが言うと
「私達は牛を守らなくてはいけない!」
「取材につき合っている場合ではない!」とご主人。

今までいろいろな取材に対応してきた。
こちらの時間に合わせてもらわないと困る。
待てない。仕事に行くから…。
そんな場面もありました。

また、ある方は、庭の方を指さしながら、
孫の為に伝えなくてはいけないことがある。
二十年後、今の状況が分かるように
庭に穴を掘って、震災から今までの新聞などを袋に入れて
埋めたんだ。と語ってくれました。

まだまだ、書ききれないことが沢山ありました。

その中で、人と人とのつながりや
自然とのかかわり方の中で
前向きに元気に行動することの大切さを
教えていただきました。

ある方のおっしゃっていた言葉
「人間には希望を生み出す力がある」

飯館村の皆さん
本当にありがとうございました。

そして、必ず、また会いましょう。

 

 

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